*冒頭の画像*文章と無関係、Baidu検索エンジンHPより拝借!
HAPPY NEW YEARのNEWが「牛」Niúになっていることお気づきでしょうか?
牛年を楽しもう!!ということなんですね(╹◡╹)
2021年2月5日、中国人民郵電日報公式アカウントより「携帯番号の帰属地変更可能か?」と題する記事があった。
元々人民郵電日報社宛に寄せられていた2件の質問であったが、同社がそれを工業情報化部に転送し、調整を求めたところ、以下の回答が得られたそうだ。
質問1:江西省在住、携帯電話下4桁が2755の利用者からの質問
大学が山西省だったので、山西省にて携帯電話を契約したが、現在卒業して江西省に帰ってきている。携帯電話の帰属地問題で日常生活の中で不便なことが多い。多くのAPPにて帰属地が異なる点で使えないことが多い。しかし、この番号は大学4年間使ってきて、大学時代の友人、先生と親類ともこの番号で連絡取り合ってきた。多くの銀行やソーシャルメディアでのこの番号で登録しているため、新しい番号契約する場合多くの不便が生じる。よって、携帯電話番号の帰属地変更関連の政策やその他の解決方法を希望する。
質問2:河北省在住、携帯電話下4桁が7639の利用者からの質問
我が国では長期間にわたって他地域にて働く人が多い。何年間で働く地域や生活する場所を変える人も多い。私の場合、河北省の保定出身だが、石家庄にて働くことが多い。今一番困っているのは、毎月59元以上の料金プランを利用していて、本来ならば中国移動の59元からの利用者向けのキャンペーンに参加できるはずだが、私の携帯電話番号が保定市にて契約し、登録したため帰属地が石家庄市ではないため、申し込みできない状況にある。携帯電話番号帰属地の変更が可能になる日が早くくることを願っている。
上記の質問に対しての工業情報化部の回答:
1、我が国では移動通信番号に行政区分の属性があり、携帯電話番号帰属地のキャンセルや変更にはこれまでの利用ルールに影響が生じ、電信詐欺のリスクも増長する可能性がある。
2、越境業務サービスについてオンライン・オフラインにて取り扱っており、今年年末までに95%以上の日常業務をオンラインにて受け付けできるようになる。
目下、中国では携帯電話の長距離電話やローミング料金を廃止しており、利用者の通信費用と所在地の地理的制限はない。「親情網」などの業務では番号帰属地制限を廃止しており、越境番号登録が可能になっており、越境利用者のニーズに応えている。
今後、固定通信と移動通信の融合などのニーズに応えるサービスとして、番号帰属地の制限を廃止るるように調整する予定。
*筆者所感*
工業情報化部の回答にある通り、中国ではこれまで長年、市を単位とする地方会社分権管理してきたため、市を跨って携帯電話を利用する場合高額なローミング料金が請求されてきた。流動人口の規模が大きい中国でそれが大きな問題となっていたため、2013年以降ようやく徐々に廃止することになったばかり。