華為、シャープと長期グローバル特許クロスライセンス契約を締結

華為は11月27日、中国深セン市でシャープと長期グローバル特許クロスライセンス契約を締結した。この契約は、4Gおよび5Gを含むセルラー標準規格の必須特許をカバーしている。華為知的財産部長樊志勇氏は、友好的な交流を通じてシャープとライセンス契約を締結できたことが喜ばしいことであり、同ライセンス契約は標準化に貢献している両社の知的財産の相互承認を反映し、標準化における協力を促進する位置付けにある。華為は、日本や世界の仲間と共に協力し、標準規格の開発に取り組み、先進的な標準規格はユーザ体験の向上と市場競争にもつながり、通信機器とサービスのコストダウンを促進すると言明した。

華為は2022年末時、主として中国、欧州、米州、アジア太平洋地域、中東、アフリカにおいて12万件以上の有効ライセンス特許、中国と欧州でそれぞれ4万件以上、米国で2万2,000件以上の特許を保有している。シャープ以外にも20社ほどの日本企業とすでに特許関連で協力を進めている。今年7月現在、華為は200近くの二国間ライセンス契約を締結している。また、350社以上の企業がパテントプールを通じて華為の特許を得られている。華為はこれまで、ライセンス収入の約3倍に相当する累積特許ライセンス料を支払ってきたという。

引用:
https://www.huawei.com/cn/news/2023/11/huaweisharp-agreement
http://it.enorth.com.cn/system/2023/11/28/054715260.shtml

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