京東物流売上前年比31.2%増、ワンストップ方式利用客による売上が総収入の65%

中国のEC物流市場の2強の1つとされている京東物流(JD Logistics)は3月9日、2022年の業績を発表した。

京東物流は2017年に中国EC大手会社JDドットコムから分離し、AIを活用した自社物流網でアリババと差別化しつつ、中国全土の地域をカバーした直販配送サービスも中国人口の99%をカバーするほど社会インフラの一端を担っている。この業績発表によると、2022年の売上業績高は前年同期比31.2%増の1374億元に達した。そのうち、京東物流の自社物流網のワンストップ方式を利用している顧客による売上収入は891億元に達し、前年同期比50.8%増加し、総収入の65%を占めた。

京東物流のワンストップ方式とは、輸送・配達のみでなく、販売量を予測して商品補充や追加仕入れまでEC取引全プロセスにわたってサービスを提供している。京東物流は1500の倉庫(約3000万平方メートル)、1万8000の配送ステーション、約30万人規模の自家配送体制を運営している。JDドットコムは10日、これまでの産業実践と技術蓄積を統合し、産業向け「ChatJD」をリリースすると発表し、今後AI利用に関する研究開発を強化していくとしている。

引用:
https://www.jdl.com/news/2924/content01103?type=0

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