https://www.sohu.com/a/436934833_234937

前編のポイント:
「ユニバーサルサービス」は貧困緩和の重要部分
道をひらいて貴州省毕節市の山頂にて基地局設置
丘の上の基地局は建設コスト削減の工夫
道の無い場所では、荷馬や人手で機材運搬
荷馬を3回変えてやっと目的地に運搬できた

建設コスト削減の工夫:地形の特徴を生かす

困難はこればかりではなかった。
ユニバーサルサービスに基づいたこの基地局の建設には、コストダウン必要不可欠。当初の建設計画では、この通信タワーを丘の右下に設置する予定だった。この場合、高さ30メートルが必要とされるが、丘の上に変更することによって、タワーの高さを12メートルに下げ、屋外ユニット通信キャビネットも使用した。その結果、当初の計画より8.2万元を節約でき、トータルで9.8万元に抑えることができた。
「このユニバーサルサービスプロジェクトでは、通信事業者(中国移動、中国聯通、中国電信ー筆者注)と協力して、地形の特徴を生かして同じ方法で424局の基地局タワーの高さを調整し、トータルで1921.9万元の建設費用、平均して1局あたり4.53万元も削減できた」と中国鉄塔毕節市子会社通信発展部責任者毛斌氏が言う。

建設業務以外の工夫:村人との調整作業

上記のほか、基地局の円滑な建設を可能にするためには多くの調整作業を行っている。毛斌氏によると、上記画像にある基地局の建設にあたり、村人を建設作業に誘う事によって村人からの支持を得たと共に、好感も持ってもらえたという。記者がふもとで出会った李正林と名乗る村人も「誰かが助けに来たのを覚えている」と思い出してくれた。

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この基地局の意味は?

記者が李正林氏に「この基地局の意味は?」と質問投げたところ、李氏がこう答えた。「これまで学校にいる子供に電話する時は、山道を1 km歩いて、そこからさらに30分以上山に上って信号を見つける必要があった。この基地局ができたお陰で自宅に信号が届いて、家の中から携帯電話を掛けれるようになった。生活がとても便利になったので、皆さんの利便性を考えて私たちは建設を応援する!」

貴州省毕節市2020年度第6回のユニバーサルサービスプロジェクトの農村経済への波及効果

当該プロジェクトは8月13日よりスタートし、10月20日完了することになっている。この間にて、毕節市にて9月末までに開通するように求められている基地局は723局あり、その建設期間は50日以内になる。C114通信網記者が訪れたこの基地局は「最も難しいものではない」だそうだ。

中国鉄塔毕節市子会社全員の努力で10月20日には合計958局の4G基地局が建設完了し、毕節市の30世代以上ある自然村全部の4Gネットワークカバレッジを実現した。データによると、毕節市にて農村Eコマースステーション1024箇所あり、5000人強の就業チャンスをもたらした。

文章・画像の引用先:
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