6月24日午後、中国広州市第15回第112期市政執行会議にて「広州5G産業発展をより加速するための若干方策」を承認した。一連の具体的な支援策を通じて広州市5Gの開発をさらに加速し、優れた発展環境を構築し、5Gと実体経済の深い融合を促進するとした。
方策では、通信事業者、製造業、主要企業・本社、個人(5G技術開発人材)まで実に多方面に渡った具体的な施策を盛り込んでいる。
通信事業者への奨励:基地局1基当たり最大30万円
2019年に広州市行政区域内にて構築された5G基地局に対し、総投資の30%以内、基地局1基当たり最高で3000元(約4.5万円)奨励する。直接電力供給型5G基地局に対して、総投資額の30%以内で、1基当たり最大2万元(約30万円)の奨励金を交付する。
製造業5Gソリューションへ最大7500万円
製造企業生産ラインの5Gアプリケーションの導入について、生産エリアにて5Gネットワークの連続的なカバレッジを達成し、3つ以上の5Gアプリケーションを稼働させ、且つ明確な5Gアプリケーション開発計画がある場合、固定資産投資額30%以内、500万元(7500万円)までの補助金を交付する。
垂直産業へ最大1億5千万円
5G垂直産業アプリケーションのデモを支持する。企業によるデモンストレーションアプリケーションの応用を奨励し、毎年、模範となるプロジェクトを選出し、総投資の30%以内、最大1000万元(1億5000万円)の助成金を付与する。
主要企業へ最大1億5千万円
主要企業での5G導入を支持する。
登録資本金2000万元以上で5Gを導入した企業には、企業の導入をサポートします。登録資本金の5%相当、最大1000万元(1億5000万)の一時助成金を支給する。
本社企業は3年連続で各年最大7億5000万円
年間収益が1億元(15億円)以上、且つ関連条件をクリアする5G関連企業の申請を受け、それを本社企業として承認することができる。新たに導入された5G関連の本社企業は、承認年から3年連続で各年500万元(7500万円)、1000万元(1億5000万円)、2000万元(3億円)、5000万元(7億5000万円)のランクにて奨励金を受け取れる。
個人(5G技術開発人材)へ最大7500万円
5G人材育成も支持する。
業界リードする優秀な人材支持政策として、5Gコアデバイス、キーマテリアル、伝送ネットワーク、スマートターミナル及び5Gアプリケーション分野にて卓越した業績を挙げた人で評議会を経た人材に対して、500万元(7500万円)、100万元(1500万円)、50万元(750万円)の一時手当を支給する。
企業内で上級職に就いている5G業界のハイエンド産業人材については、前年度の貢献度によって最大一人当たり150万元(2250万円)の手当を付与する。
文章・画像は以下より引用:
http://www.gz.gov.cn/gzszfcwhy/2020ngzszfcwhy/cwhy/2020n/6y/15j112ccwhy/xgbd/content/post_6431449.html