上海テレビ局、中国初AIGC公共広告「AIがもたらす善」を発表

上海テレビ局が3月21日、中国初のAIGCによる公共広告（PSA）「AIがもたらす善」を公開した。同PSAは上海テレビ局が制作し、生成人工知能メディア融合イノベーションスタジオ（SMG、2024年2月25日設立）との共同企画・制作によるものである。東方衛星テレビの総合ニュースチャンネルなどから即日放映された。 

「AIがもたらす善」公共広告は「グリーン・トラベル」、「節水」、「外食完食」、「ゴミ分類」、「丁寧な言葉遣い」、「公共空間」の６つのトピックに基づいて制作されている。第1シーズンは、上海テレビ局初のAIGCアプリケーション統合ツール「Scube」を活用した。従来のアニメーションと比べ、AIアニメーションは高度なアルゴリズムと膨大なデータを活用し、豊富な細部と迫真の効果を持つ動的シーンを迅速に生成し、制作周期が大幅に短縮され、コストが大幅に削減された。同等の製作は少なくとも2週間以上を要したが、AIGCを活用することによって3日間に短縮された。AIGCは制作過程で多種なスタイルをシミュレーションし、クリエイターにより多くのインスピレーションと選択肢を提供し、公共広告の題材、製作、普及の面で幅広い展開の場を開くことができたという。 

引用：
https://www.tvoao.com/a/217612.aspx
https://whlyj.sh.gov.cn/gbds/20240325/4e1578a08d454d0dbf89660f72d1a656.html