5月28日、ZTE(中興)と広州移動(中国移動の広州移動地方会社)が広州塔地下鉄駅にて世界初の5G SA無線PRB(Physical Recourse Block)ハードスライシングソリューションを導入した。
このソリューションには、5G端末、5G基地局、ベアラおよび5Gコアネットワークまで含まれ、エンドtoエンドまでの5G地下鉄スライシングネットワークであり、地下鉄分野における世界初のLocal5Gスライシング技術の応用を可能にした。
広州塔地下鉄駅は、中国移動と広州地下鉄の共同提携の5Gスマート地下鉄駅であり、5GベースのAR+顔識別認証機能、安全検査機、セキュリティカメラとセキュリティドアを使用して4K超高精細カメラを設置済み。
広州メトロに導入された同無線PRBハードスライシングは、5G SA環境下での業界初のアプリケーション。 QoS(Quality of Service)に基づくワイヤレススライスに比較して、無線PRBリソースのスライスは、専用のワイヤレススペクトルリソースと同様にハード分離を提供し、柔軟なPRBリソースの排他及び共有機能もサポートできる。広州メトロは、PRBリソースの一定の割合を保留にし、地下鉄Local5Gネットワークの最小と最大帯域幅を確保しつつ、広州メトロLocal5Gネットワークに必要な分離と確実性を保証できる。
本プロジェクトは、広州移動とZTE及び広州市20社以上のベンチマーク企業と関連行政の提携によるもので4月下旬より起動していた。発表後も広州移動、ZTE、広州メトロが引き続き協力し、地下鉄業界におけるローカル5Gネットワークを継続的に運営する。広州メトロの日常運用と管理の効率を高め、広州市をネットワーク、アプリケーション、生態学的にもリーダーシップを備えた「5Gパイロット都市」へと建設していく。
文章・画像が以下より抜粋引用:
https://www.zte.com.cn/china/about/news/20200602C1.html
https://www.ithome.com/0/490/517.htm
http://finance.sina.com.cn/stock/relnews/cn/2020-06-03/doc-iirczymk5050647.shtml
https://mp.weixin.qq.com/s/oWwIn72eKEINsTxTMhPDCg