中国アリババ社が「通義千問(Tongyi Qianwen)」を発表、企業ごとの専属GPTの構築を目指す

中国アリババグループは4月11日、北京で「2023アリババクラウドサミット」を開催し、ChatGPT製品「通義千問(Tongyi Qianwen)」を発表した。

アリババのCEO張勇(ダニエル・チャン)は「通義千問」が「釘釘(ディントーク)」やスマートスピーカーのTモールジニーに「天猫精霊」も含め、近い将来には、アリババグループの全製品・サービスに組み込んだ形で導入し、活用していくと語った。アリババクラウドの大規模モデルのプラットフォームでは、「通義千問」のみでなく、大学や研究機関、企業の大規模モデルも導入し、より多くの専門モデルの訓練とサービスを提供し、企業ごとの専属GPTの構築を目指している。発表会場でディントークの活用事例4件紹介され、「通義千問」が搭載されたディントークとTモールジニーなどがより知能的になったという。

3月16日百度社の「文心一言(アーニー・ボット、ERNIE Bot)」製品発表会と比較して、アリババ社は法人顧客優先と生産性向上、EC分野から中国独特な生成AIの利用サービス戦略になっている点が言える。


引用:
https://summit.aliyun.com/2023?spm=a2clf.28063936.J_8602910730.1.62af7c84FhLSq1

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