中国全国半分以上の地域がデジタル政府戦略計画を発行し、デジタル政府を推進

中国情報通信研究院(CAICT)は2月15日、「デジタル政府典型事例集（2022年）」を発表した。

同事例集は地方のデジタル政府建設分野における典型的な事例をまとめて収録し、モデル事例、市場監督管理類、社会管理類、政務サービス類、デジタル機関類、応用サポート類、スマート都市類、総合実践類などを網羅している。全体的にみると、2022年時点のデジタル政府の構築は成長段階にあり、デジタル政府システムの推進は際立っているが、技術基準、応用シーン、関連メカニズムなどは成熟しておらず、デジタル政府プロジェクトの運用メカニズム、データ管理にはまだ大きな探索空間があると示されている。

一方、2022年10月に発表された「デジタル政府業界動向洞察報告（2022年）」によると、2022年6月中国全国5割を超える地域ですでに専門的なデジタル政府戦略計画文書を発表しており、またいくつかの地域がデジタル経済やスマートシティなどの政策でデジタル政府建設に言及している。その市場規模として、2021年の電子政府クラウド市場規模は802億6,000万元、2023年は1203億9,000万元に達する見込みである。

引用：
http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/ztbg/202302/t20230215_415634.htm
https://xie.infoq.cn/article/826375c56a45aa5cf7502702f