CAICTが「デジタル社区研究報告(2022)」を発表

中国情報通信研究院(CAICT)は「デジタル社区研究報告(2022年)」を発表した。

「社区」とは、コミュニティ、自治会の中国語表現。計画経済の時代は、人々の所属する会社・企業を単位としたコミュニティが中心であったが、それ以降現在の住宅区を中心としたコミュニティへと変遷してきた。コロナ対策を経て、中国における「社区」の重要性も次第に高まってきた。

この報告書は、デジタル経済と実体経済の接点探しの視点から、人々が住んでいる身近な環境である社区を社会末端組織として捉え、デジタル化することによって「社区」がデジタル生活の新たな入り口であると示し、そのもののイノベーション潜在力と社会的価値をまとめた。「デジタル社区」がデジタル経済と実体経済の融合発展を推進する新たなエンジン、デジタル経済発展に新たな原動力になる見込みである。「デジタル社区」は「ショートビデオ+ライブ」などの形式で実体経済のあらゆる産業と繋がり、伝統産業の経営範囲の拡大、各産業の新しい応用シーン、新しい機会、新しい消費モデルの形成を手助けする位置にある。例えば、EC、地元の生活、不動産、自動車、求人など、「デジタル社区」はデジタル経済と実体経済の融合発展を推進できるとしている。

引用:
http://www.caict.ac.cn/kxyj/qwfb/ztbg/202212/P020221230458667851480.pdf

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