浙江省メタバース産業発展行動計画」が発表
浙江省発展改革委員会など5部門はこのほど、「浙江省メタバース産業発展行動計画(2023-2025年)」を発表した。上海市、河南省に続き、中国3つ目の省レベルのメタバース専用政策となる。
同「行動計画」によると、浙江省は2025年までにメタバースについて5つの重点任務と5つの重点プロジェクトの実施を通じて、技術革新、標準研究、応用育成、産業発展と生態構築において著しい成果を目指している。
具体的には、3つの「1050」を実現していくとしている。10の業界トップ企業、50のエリート企業を育成する。10のベンチマーク的製品を普及させ、50の革新的な応用シーンを構築する。10の産業プラットフォームを建設し、50のイノベーションセンターを建設する。産業発展のエネルギーレベルと競争力を向上させ、2025年までには省内メタバース産業サプライヤーチェーンシステムを構築する。メタバース産業の総合競争力を全国トップに引き上げ、関連産業規模を2000億元(約40兆円)以上目指している。
ここ2年来において、メタバースはインターネット、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、人工知能、ブロックチェーン及び仮想現実(VR)、拡張現実(AR)などの技術を一体化した複合的なイノベーションと融合応用として、多くの地方政府に注目されており、産業発展の重要ポイントになってきている。2022年以来、上海、山東、河南、福建、北京、江蘇などで関連政策が矢継ぎ早に発行され、メタバース関連産業の発展を奨励するケースが増えている。
引用:
https://fzggw.zj.gov.cn/art/2022/12/15/art_1229123366_2451471.html