GSMAの年次The State of Mobile Internet Connectivity Report 2022によると、世界95%の人々がモバイルインターネット接続可能な地区に生活しているが、2021年までの状況からみると、世界で55%にあたる43億の人々しかモバイルインターネットに接続していない。残り約32億の人々は何らかの原因でモバイルインターネットにアクセスしていないことを明らかにした。当該報告ではその原因について4つあると示している。識字とデジタルスキルの欠如、負担能力(特に携帯電話の負担能力)、関連コンテンツやサービスの取得障害やセキュリティが主な原因であるという。

モバイルインターネットにアクセス接続していない人の94%が低所得国家、特に農村地区に住み、とりわけ女性が多い。これらの地区では、モバイルインターネットがインターネットにアクセスできる主な手段となり、場合によっては唯一の手段となっている。インターネットにアクセスできなければ、医療、教育、電子商取引、金融、収益機会に関する情報やサービスを得ることができないことに等しい。したがって、新型コロナウィルスの流行、気候変動、生活コストの上昇などに対する反応も鈍くなっていると報告されている。

引用:
https://www.gsma.com/r/somic/
https://www.gsma.com/r/wp-content/uploads/2022/10/The-State-of-Mobile-Internet-Connectivity-Report-2022.pdf?utm_source=website&utm_medium=download-button&utm_campaign=somic22

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