7月30日、中国で「人民霊境研究院」が成立した。金報電子と新诤信グループが霊境・人民芸術館をベースに設立したため、「人民霊境研究院」と命名された。同院は芸術品のデジタル化過程における法律関連問題と技術的規定、管理監督に関する研究を行うとしている。
「霊境」は1990年、中国の科学者である銭学森氏がVirtual Realityの中国語訳として強く推薦していた表現だ。理由はより中国語らしい醍醐味があるとのこと。
2021年以降、空前のメタバースブームに伴って、メタバースを中国語で「元宇宙」という表現が一気に広がったが、一部ではVirtual Realityの中国語である「虚擬空間」や「元宇宙」よりもいずれも「霊境」にすべき、なぜならこの方がより中国語らしいとの意見もある。