毎年3月15日の世界消費者権利デー(World Consumer Rights Day) になると、中国中央テレビ局が大型番組を企画し、消費者権益保護法に違反している疑惑のあるトピックを全国規模で大々的に取り上げられる。工業情報化部も例年どおり通信事業者のサービスに対するクレームの件数などを公開するが、今年は新しい風となりうるニュースを目にした。

3月15日、浙江省新聞の速報で同省初のライブによる民事裁判の消費トラブル判決があったという。浙江省湖州市長興県に住む張さんが過日に乗用車のバッテリーを交換して四日後に自動車が燃焼した事件があり、調査を経て新しく交換したバッテリーの故障による発火であることがわかった。

3月15日、長興県市場監視管理局、県消費者保護委員会が人民法院と連合し、遠隔でオンライン裁判法廷を開催して、現場調査の画面を確認しながら業者経営者と消費者本人などの当事者による議論を行った結果、被害者の張さんに賠償金6.17万元(約105万円)が支払われる判決となった。一般消費者にも公開し、携帯電話の当該裁判所のWeChat公式アカウントよりライブ傍聴していたという。

引用:
https://zj.zjol.com.cn/news.html?id=1826218

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