今年の全人代の政府活動報告の数カ所で情報通信分野を言及し、デジタル経済や5Gの大規模な応用、工業インターネットの発展を加速すると明言された。しかし、2017年以来毎年連続で強調されてきた「提速降費(スピードアップと費用削減)」は一向になかった。

中国では2015年に「提速降費」が初めて指摘されて7年間経過、この間は通信事業者3社がネットワークのスピードアップに取り組みつつ、利用料金の値下げも進めてきた。音声通話の長距離ローミング課金などの廃止もあり、固定ブロードバンドとモバイルデータ通信量の単価も大幅に降下した。平均して単価が95%低減したことになる。

2014年のモバイルデータ通信費が139元/GBであったが、2021年末では3.14元/GBになり、97.7%の低減、固定ブロードバンドも2014年より95%の低減となった。ここ2年、5Gのデータ通信単価も2019年11月サービス開始した時より46%低減した。

引用:
http://www.ccidcom.com/yaowen/20220309/9MRnWOJvnmLjzaxxL191iy0b6pcs0.html

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