9月26日、中国工業情報化部と教育部連名発『5G+スマート教育応用パイロットプロジェクト申請に関する通知』が公布された。全国範囲内で5Gネットワークを利用した情報教育の実践と実用アプリケーションを募集し、5Gを代表とする次世代通信技術と教育の融合イノベーションの実現と応用を図っている。
北京郵電大学副校長の蘇森氏が中国では多くの教育機関で既に「5G+スマート教育」について積極的に取り組み始めているという。復旦大学が5Gシームレスキャンパスを構築して、成都天府第七中学校が5G教育クラウドを利用しているなどの実例が既にある。
北京郵電大学が2019年5G商業化して以来、5G+スマート教育の応用について通信事業者と連携し、4つについて取り組んできたという。
1、5Gキャンパスバーチャルネットワークの構築。
光ファイバーなどのネットワークと融合した形でスマートアプリケーションを推進してきた。
2、5Gスマート教室の設置。
5G+全キャンパスカバーを利用し、キャンパス間の遠隔双方向授業、5G+AR教育アプリケーションを展開している。
3、5G+平和キャンパスの構築。
5G+AI機能搭載のAI安全ロボット「北郵一号」を採用し、5Gスマート安全指揮センターと連動した形で、キャンパスのセキュリティー管理とオート化をグレードアップしている。
4、5Gスマートクラウドデータセンターの整備。
中国一流の重大科学研究プロジェクトへの全面的フォローを実現している。
引用:
https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/tz/art/2021/art_9962509f1e1f47c3a7675a7e473d5522.html
https://mp.weixin.qq.com/s/mppuphrd8wP0eFozA8Jf9Q