2021年4月12日、重慶市永川区にて「自動運転バス試運転とスマート交通事業の戦略的協力調印式」が開催した。 イベント当日、国内初の自動運転バスのデモンストレーションプロジェクトも正式にスタートした。
重慶市民がApollo Go、Baidu Map、永川服務公社等APPより予約し、自動運転バスを試乗可能となっている。運営路線は永川神女湖、農機校、興龍湖、文理学院東門、観音山公園などを経由し、往復10キロ弱の距離になる。
これまでの経緯:
2019年8月、永川区政府、Baidu、重慶車検院共同実施の「西部自動運転オープンテストと運営基地」設立。
2020年3月17日、重慶市永川区が「BaiduのApolloが重慶永川区『西部自動運転オープンテストと運営基地』に入札した」と発表、入札金額が5280万元。
「Baiduが自動運転車・路・クラウド・Map全分野にてフルスタック機能を備えた中国唯一の国内企業として選ばれた。」とある。
2020年8月、「西部自動運転オープンテストと運営基地」第一期工事完了、使用開始。200台自動運転車の同時試運転可能。
中国国内の3つの「初」を実現
4月12日より国内最初となる自動運転公共路線バスの商業運行開始によって、当該基地が3つの「初」を実現したことになる。
1、中国国内最「初」のレベル4*の自動運転。
2、中国国内最「初」の「実験室・封鎖道路・開放道路・バーチャル」を一体化した測定システム。
3、中国国内最「初」の自動運転公共バスモデル運営基地。
*レベル4とは「レベル5の○完全自動運転:常にシステムが全ての運転タスクを実施」一歩手前にある「○特定条件下における完全自動運転特定条件下においてシステムが全ての運転 タスクを実施」(引用:「自動運転のレベル分けについて」、国土交通省https://www.mlit.go.jp/common/001226541.pdf)
文章・画像:
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1696824507880692055&wfr=spider&for=pc
https://www.sohu.com/a/381728171_776618
https://www.mlit.go.jp/common/001226541.pdf