昨日アップした「両会」の工業情報化部肖亜慶部長「部長インタビュー」の続編、肖亜慶部長が回答した3と4番の内容となる。
3、封面新聞華西都市報記者の質問:
工業インターネットは、片方に伝統工業、片方に新しいテクノロジーと繋がっており、製造業デジタルフォーメーションの有力な存在となってきた。我が国の工業インターネットの現状をどう評価するのか?次の動きとしてどんなものが考えられるか?
肖亜慶部長:過去3年間を振り返ると、工業インターネットが非常に良いスタートを切ている。お話にあるように、工業インターネットは一つずつ単体であった設備、工程、企業をつなげ、人間、機械、材料、方法などの各段階の各部分、そして企業が生産、技術、人力などの資源、市場、販売、設計に至るまで全ての部分と要素を一つまとまったものに結びつけることができた。企業の角度から見てその役割が極めて大きい。多くの企業の結び合わせが融合となり、資源の結集まで意味する。よって、工業インターネットの発展においては、
1)基盤を強化する。
2)融合について工夫を重ねる。
3)工業インターネットの進展では、発展と安全のバランスが大事。
4)「5G+工業インターネット」の進展によって、より多くの応用シーンが生まれる。
4、工人日報記者の質問:
コロナ対策が中国のデジタル化についてどんなきっかけとなったか?デジタル経済に新たな利点を生み出すにはどのような施策があるのか?
肖亜慶部長:周知の通り、中国は昨年のコロナ対策にて大きな戦略的成果を収めた。この成果の中から、私たちはデジタル経済の後押しが確認できた。今、皆さんが手にしているノートパソコンや通信機器を活用することによって、COVID-19がパンデミックする状態においても教育と医療の継続的な利用が可能であった。同時に、家庭用生活物資の配布や住民のニーズへの対応の多くもオンラインに頼っていた。医療や対策予防等においてもそうであった。
危機から新しいチャンスも生まれた。デジタル経済が大きく進展した。特に工業経済がデジタル経済へとシフトしつつある状況にある。次のポイントとして4つある。
1)デジタル経済の基盤をさらに強化する。
2)5Gの応用アプリケーションをより広く拡張させる。
3)デジタル経済における消費をさらに拡大させる。
4)デジタル経済の促進と共に各産業領域との融合も加速させる。
私は 中国デジタル経済の進展が大変堅調であり、将来性が非常に大きいと思う。ありがとうございました!
文章・画像の引用先:
http://www.npc.gov.cn/rdxwzx/xwzx2021/xwzx2021.shtml
https://mp.weixin.qq.com/s/Xgk-Xj90oCR3zEKPVadvlw
http://www.xinhuanet.com/politics/2021lh/2021-03/08/c_1127185326_7.htm
http://www.xinhuanet.com/politics/2021lh/zb/bztd/bztd2/index.htm