3月8日、「両会」の「部長インタビュー」にて工業情報化部肖亜慶部長が4つの質問に答えた。肖亜慶部長は過去に国務院国資委員会主任として「部長インタビュー」に数回登場したが、工業情報化部部長として今回は初めての登場となった。

1、新華社記者の質問:

中国の製造業が世界の30%ほど占めているが、製造業が占める国内GDPの割合が低減している。国民経済における製造業の位置付けと役割についてどうお考えでしょうか?

肖亜慶部長:その通りである。中国製造業の割合が2006年で32.5%に達して以来、低減している。しかし、経済の全体が増加し続けている。今後はこの6つから強化する。1)サプライチェーン、2)質の高い発展、3)供給側の構造的な改革、4)産業クラスター発展の促進、5)大手企業、リーダ的存在にある企業の奨励、最後の6)ではサプライチェーンのグローバル化と国際産業分業の今後の傾向となる中、開放を拡大し、各方面の関係者との協力を深め、より国際的な発展を目指す。

2、南方都市報記者の質問:

中小企業は多くの分野にわたって数多く存在し、人々の就業と密に関係している一方、目下中小企業が多くの問題に直面している。国からどのような改善策があるのか?

肖亜慶部長:中小企業が我々の国家経済発展において極めて重要な位置付けにある。現在4000万強の企業を有し、うち95%以上が中小企業である。就職機会の増加、経済成長の促進においても多大な貢献をしている。李克強総理が「政府活動報告」の中で「中小企業」について19回も触れている。中小企業の発展のため、特に今年は明確な指示を出している。
1)公布済の各政策を効果が見られるように着実に実施する。
2)良いサービスを提供する。中小企業の主管部門として、実際の問題に対して的の絞ったサービスを提供する。
3)中小企業が多くの分野にわたって数多く存在しているため、関連政策の実行には中小企業の所在地関連部門の役割が大きい。現地部門より実際の状況に応じたより詳細で具体的な政策的指示が必要不可欠になる。現地部門公布の政策がより適切であるケースも多い。「政府業務報告」の徹底化を通じて中小企業の持続的な良き発展を促進すべき。

以下、3と4について次回にて取り上げる予定。
3、封面新聞華西都市報記者の質問:工業インターネットは、片方に伝統工業、片方に新しいテクノロジーと繋がっており、製造業デジタルフォーメーションの有力な存在となってきた。我が国の工業インターネットの現状をどう評価するのか?次の動きとしてどんなものが考えられるか?

4、工人日報記者の質問:コロナ対策が中国のデジタル化についてどんなきっかけとなったか?デジタルエコノミーに新たな利点を生み出すにはどのような施策があるのか?

文章・画像の引用先:
http://www.npc.gov.cn/rdxwzx/xwzx2021/xwzx2021.shtml
http://www.xinhuanet.com/politics/2021lh/2021-03/08/c_1127185326_7.htm
http://www.xinhuanet.com/politics/2021lh/zb/bztd/bztd2/index.htm

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