5G基地局の建設から892日間経った2020年9月26日!

2018年4月18日、山東省初の5G電話が青島市(Qingdao City)にて開通した。
それから892日間経った2020年9月26日、山東省副省長凌文氏の指示の下、山東省第5万基目となる5G基地局が濟南市にて開通した。

山東省の5G発展状況:カバーエリア、投資額、5G利用者数

山東省通信管理局長張洪溢の紹介によると、省政府指示にあった2020年間4万基5G基地局の建設任務を9月末にて早期達成した。省内16ある市の主要エリアを5Gカバーできた。省内137ある県にて主要エリアでの連続5Gカバーも実現した。

1〜8月まで、省内5Gユーザーが92億3500万人に達した。 5Gの建設を確実にするため、山東通信管理局は基地局設置計画を積極的に推進してきた。済南、青島、淄博、東営、煙台、威海、日照、臨沂、聊城、浜州等10の市にて完成している。全業界において「五大新興産業」と「五大優勢産業」の産業的計画に合わせ、ニューメディ・工業インターネット・交通・教育・医療・文化旅行などの業界を連携し、5Gの主要な応用を推進する中で多くの応用モデルが続出している。

5Gは経済と社会のデジタル化、ネットワーク化、デジタルトランスフォーメーションを図る重要な新型インフラとなる。山東省通信管理局長張洪溢の紹介によると、山東省が5Gネットワ​​ークの建設を積極的に実施し、5Gアプリケーションの開発を推進し続けている。2020年以来、5Gへの投資額は省全体で69.5億元に上ったという。

山東省5G政策の形成

山東省政府は5Gの発展を支援する政策を相次いで発表してきた。
2019年7月以降、以下の3つの政策的意見を公布し、5G建設を加速するとともに公共的資源を開放するようにも指示している。
1:「山東省デジタル経済発展への支援意見《山东省支持数字经济发展的意见》」
2:「5G産業発展を加速するための実施意見《关于加快5G产业发展的实施意见》」、
3:「山東省デジタルインフラストラクチャの構築に関する指導意見《山东省数字基础设施建设的指导意见》」。

2020年4月末、省工業情報化庁・発展改革委員会など17行政部門連名で5G基地局にフォーカスした「電力価格調整と公共資源開放による山東5G基地局建設の加速に関する通知《关于深入落实电价优惠和公共资源开放加快山东5G基站建设的通知》」を公布した。

この通知は5G基地局市場参入の難しさと電力価格の高価格という2つの大きな問題点に向けた省政府一同の施策であった。

ついに「山東省通信インフラ建設と保護条例」が可決!

9月25日、第13回山東省人民会議常任委員会第23回会合にて「山東省通信インフラ建設保護条例」が可決された。条例では、山東省通信インフラ建設とりわけ5G新型インフラの構築において、企業の正当な権利と業界健全な発展を実現する意味で非常に重要な意義があるとされている。山東省通信業の合法化が一段に進んだ。

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済南地下鉄3号線は中国初フルバンド5Gリークケーブルを使用した地下鉄プロジェクト

済南地下鉄3号線では、三大通信事業者が共に5Gを開通した。三大通信事業者による共同開通が中国国内初となる。従来の単独建設より28%コストダウンでき、空間的資源も節約し、建設時間も1/3を短縮できた。

文章・画像は以下より引用:
中華人民共和国中央人民政府網
http://www.gov.cn/xinwen/2020-09/26/content_5547364.htm
通信産業網
http://www.ccidcom.com/yaowen/20200927/YSkePDP5yJgJDtO6R17slphlphlpw.html
通信世界網
http://www.cww.net.cn/article?id=476756

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