中国5G時代のインフラシアリングとマネタイゼーション

中国通信産業網は6月3日、「5Gライセンス交付から4年、5G時代の通信運営モデル」と題する記事を掲載した。2019年6月6日、工業・情報化部が中国電信、中国聯通、中国移動、中国広電の4社に5Gライセンスを交付してまる4年になった。昔の事業者間の価額などの不健康な競争から、新しい運営パターンが形成しつつ、中国通信市場全体もより質の高い新段階に入ったと言う。

インフラシアリングが通信サービス運営における長年模索の積み重ねでもある。ネットワークの通信方式から見て、かつて第2世代では2つのGSMと1つのCDMA、第3世代ではCDMA2000、WCDMAとTDS-CDMAの3つ、第4世代では全く同じ方式の4Gネットワークが事業者ごとに3つあった。

このような独自なネットワーク整備は5G時代になって一変した。
2019年6月6日に中国電信と中国聯通、2020年5月20日に中国移動と中国広電がそれぞれインフラシアリングを宣言し、全国範囲内で5Gネットワークを共同構築し、共同利用するようになった。通信サービス業における長年の模索が実り、ここでインフラシアリングの新時代を迎えることになった。

2023年4月まで中国の通信事業者が4年足らずで携帯電話市場全体の70%に相当する12億の5G料金プラン利用者を確保した。共同構築と共同利用することによって、中国電信と中国聯通が累計2,700億元強(約5兆4,000万円)の資本支出を低減し、通信サービスがもっと儲かりやすい5G時代へと突入した。

引用:
https://mp.weixin.qq.com/s/6hN2lVT_xVIkiac5tf5nww

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です