11月2日、工業情報化部と国家衛生健康委員会弁公庁両部門共同発遠隔医療ネットワーク能力向上の更なる強化に関する通知』を公布した。
当該通知では、以下4つについて16項目の具体的な指示を示している。
1.ネットワークのカバレッジ拡大(1〜4項)
2.ネットワーク能力の向上(5〜7項)
3.ネットワークの応用ソリューションの推進(8〜13項)
4.組織的な保障の強化(14〜16項)
1.ネットワークのカバレッジ拡大
末端医療衛生施設のネットワークカバレッジを拡大し、5Gスライシングやエッジコンピューティングなどの高度なテクノロジーを適用して、遠隔医療により優れたネットワーク機能を提供する。ローカル5Gネットワークを二級及びそれ以上の病院にて普及させ、各級医療衛生機構でのブロードバンド台帳へのアクセスを保証し、2022年にて98%以上の末端医療施設にてインターネットへのアクセスを実現する。
2.ネットワーク能力の向上
医療機構のネットワークのスピードアップを図る。公衆インターネットアクセスの機構では100Mb/s以上、専用インターネットアクセスの機構では20Mb/s以上に向上する。遠隔医療技術とサービスモデルを増やし、遠隔医療ネットワーク・プラットフォーム・ハードウェアの一体化建設と建設コストの削減も図り、データ転送のクオリティを向上させ、医療機構内部業務の相互共通と情報共有を実現する。
3.ネットワークの応用ソリューションの推進
5Gネットワークによる遠隔医療での応用を研究し、医療機構と通信事業者間の協力を促し、5Gスマート医療健康聯合実験室やモデル基地の建設を奨励する。
5G専用設備へのアクセス能力をアップさせ、5Gの技術的優位性を十分に活かす。
クラウド、病院、AIなどの新しい情報技術を利用し、情報資源の共有を実現し、遠隔診断・遠隔映像・遠隔心電・遠隔救急・遠隔リハビリ・遠隔教育・遠隔介護などネットワークの応用に寄与する技術的なサポートを提供する。
「インターネット+健康への貧困緩和」モデル地域を実施。
新しい情報技術を利用した貧困地域末端医療施設衛生サービス能力の向上にて貧困人口の健康レベルをアップさせる。
医療機構ネットワーク利用料金の低廉化政策を策定し、医療機構のネットワーク的な負担を低減する。
4.組織的な保障の強化
各地の通信主管部門は当該地域の衛生健康主管部門と協同体制を構築し、地域の医療情報化を推進する。
「インターネット+医療健康」ネットワーク標準システムを改善する。
「インターネット+医療健康」標準の協力体制を構築する。
遠隔医療ネットワーク品質の監督管理を強化する。
各省域内での遠隔医療ネットワークの監督管理を奨励する。
文章・画像の引用先:
https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/txy/art/2020/art_7ded5b88748d405faeccaa71a55ad1c9.html